マインドフルネス
マインドフルネスとは
マインド(mind)とは心を指す名詞である。そしてマインドフル(mindful)は意識しているという形容詞である。だからマインドフルネス(mindfulness)は意識している状態という名詞である。
マインドフルネスにはもう一つ意味があるようで、それは精神を改善する方法であり、現在に集中することができるようになるらしい。
少し調べた感じだと「私はマインドフルネスやってます」という言葉におけるマインドフルネスはマインドフルネス瞑想のことを指しており、つまり「私は現在に集中できるようになるためにマインドフルネス瞑想をしています」という意味のようである。
このページでは現在に集中するマインドフルネスについて学ぶ。
仏教と禅
マインドフルネスといえば禅を連想する。禅を目指す禅宗は仏教の派生だ。
仏教はインドの釈迦が始めた宗教である。
仏教の宗派に大乗仏教があり、大乗仏教の宗派に禅宗がある。
禅宗では座禅という修行を行い、禅という心が動揺しない状態を目指す。
禅の世界などと一般に言うが、このときの禅は正確には禅宗を指すのかもしれない。
参考にしたもの
而今
而今とは、今という瞬間を表す禅語。
自分たちが生きている世界は過去でも未来でもなく、今という瞬間であることを示している。
禅宗では人生を線ではなく点のつながりと捉える。また、過去を後悔したり未来を不安視するのではなく、今という瞬間を全力で生きようと考える。
参考にしたもの
心身一如
心身一如とは、心と身体はつながっていることを表す言葉。心を変えれば身体が変わるし、身体が変われば心は変わるというもの。
禅宗や東洋医学の世界の言葉らしい。
禅宗やヨガの世界では身体を整え(調身)、次に呼吸を整える(調息)と心が整う(調心)とされるらしい。
心を整えるために、深呼吸をしよう。
心を変えれば身体が変わるし、身体が変われば心は変わるということについては、西洋にも似たような考え方があるのが興味深い。
笑うような気分になれないときはどうすればいいか?方法はふたつある。ひとつ目は、無理にでも笑うこと。ひとりでいるときは、口笛を吹いたり、鼻歌を歌ったり、声に出して歌ったりしてみる。楽しげに振る舞っているうちに、本当に楽しくなってくるものだ。ハーバード大学の心理学教授ウィリアム・ジェームズはそのことをこう説明している。
「感情が先で行動が後からついてくるように思われがちだが、実際のところは、どちらも同時に起こる。意志で直接コントロールできる行動を変えることによって、意志ではコントロールできない感情を間接的にコントロールすることができる。ゆえに、元気がなくなったときに元気を取り戻す最善の方法は、明るく振る舞い、明るくしゃべることだ……」
参考にしたもの
- 吉田昌生. マインドフルネス瞑想入門. WAVE 出版, 2015, 138p.
- デール・カーネギー. デール・カーネギーの人を動かす方法. パンローリング株式会社, 2017, 346p.
- 桝野俊明. ざわめく心の静め方 やすらぎに出合う毎日の習慣. 清流出版, 2014, 152p.
頭寒足熱
頭寒足熱とは、頭部を冷やし足部を暖かくすることが健康に良いということを表す言葉。
現代では頭を動かし、足を動かさないせいで真逆になりがちである。
お風呂に入って頭寒足熱になろう。
参考にしたもの
貪 ・瞋 ・癡
仏教では人の心を乱す原因を貪(欲深くむさぼる心)、瞋(怒りの感情)、癡(愚かさのこと)の 3 つに分ける。
瞋が発生したら体を動かしたり、時間をおいたり、呼吸で心を整えよう。
参考にしたもの
非思量
非思量とは、頭の中を空っぽにすることを意味する禅語。
禅宗では不安などの雑念や感情が湧くこと自体を否定しない(湧いても良い)。
雑念は放って呼吸に集中しよう。
参考にしたもの
瞑想
姿勢を正して、自分の呼吸に意識を向ける。意識が呼吸からずれたことに気がついたら、自分の呼吸に意識を向け直す。
呼吸を終えて次の呼吸をするまでの間を感じる。
良いとか悪いとかの判断をしない。